【貿易用語集】か行

カートン梱包

商品を箱(カートン)に入れて梱包することを指す。
カートンには、商品の種類や数量に応じてさまざまなサイズがあります。また、梱包に際しては、商品が破損しないように十分なクッション材や保護材を使用することが重要です。
カートン梱包は、輸送や保管時の商品の保護や管理を容易にし、また、配送先での取り扱いをスムーズにするために、一般的に比較的軽量貨物に使用される梱包方法です。略称は”C/T”です。

海貨業者

海運貨物取扱業者。貨物の積み荷や引き渡し、船舶への積み込みや荷卸し、海上保険の手配、貨物の追跡・管理、通関手続きなどを行います。

為替予約

将来的に発生する外貨建ての支払いに備えて、あらかじめ為替相場を確定することを指します。将来の為替変動によるリスクを軽減することが可能です。

関税割当制度

輸入品目に対して、一定期間内に輸入が認められる量(割当量)をあらかじめ決め、超過した場合には高い関税がかけられる制度です。この制度は、国内産業を保護するため、あるいは輸入品目の需要供給を調整するために用いられます。

ガントリークレーン

船舶やコンテナなどの荷物を積み卸しするための大型クレーンの一種です。主に港湾で使用され、船舶やトラックなどからコンテナを移動させたり、倉庫から積み込んだりするために用いられます。

キャッチオール規制

キャッチオール規制は、輸出する貨物や提供する技術が大量破壊兵器や通常兵器の開発に利用される可能性がある場合、リスト規制に含まれない場合でも、経済産業省に許可申請を必要とする制度である。
「大量破壊兵器キャッチオール規制」と「通常兵器補完的輸出規制」の2種類がある。

共同海損

船や貨物が危険に遭遇した場合、その危険を排除し損害を最小限に食い止めるために船長が貨物の一部を処分し生じる損害や費用のこと。これらの費用は荷主、船主、運賃支払者の3者が負担する責任がある。

クーリエ

国際宅急便。航空便にて書類や小口荷物をドアツードアで一貫して輸送するサービスのこと。通関を荷送人や荷受人が手配する必要がない。

クレート梱包

梱包後でも外から貨物が見えるように、木枠で梱包をする方法の一つで、透かし梱包ともいわれる。隙間があいているためケース梱包と比較すると、軽量で安価なのが特徴。

ケース梱包

木箱等で密閉する梱包方法。材質がスチールや強化段ボールのものもある。

原産地証明書

ある製品がどこの国で生産されたかを証明する書類のこと。輸入国によっては、関税優遇措置の適用や貿易条件の履行のために、原産地証明書が必要となる場合がある。
商工会議所が発行する場合が多く、輸出入業者は必要に応じて輸入国側に原産地証明書を提出することになります。

コーロード

複数の業者が、貨物を1つのコンテナにまとめて載せるために協力すること。

国際複合輸送

国際複合輸送とは、複数の運送手段(船舶、トラック、鉄道、航空機など)を使用して貨物を輸送することを指します。
それぞれの運送手段の強みを生かすことで、より迅速で効率的な輸送が可能となります。

コンソリデーション

コンテナ1本に満たない小口貨物を集めて1つのコンテナにまとめること。混載業者。

コンテナ

船舶やトラック、鉄道などで輸送される多くの貨物を保護し、効率的かつ安全に運搬するために利用される容器。また、国際的にコンテナ規格が定められており、様々なサイズやタイプのコンテナが存在しているが、国際貿易においては20フィートか40フィートのサイズが一般的である。

コンテナドレー

コンテナを大型のトラック等で陸上輸送すること。
港から目的地、または発送元からコンテナヤードまで移動すること等をいいます。

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