【貿易用語集】は行
目次
ハイキューブ・コンテナ
40フィートのコンテナの内、高さが9フィート6インチのコンテナのこと。
通常の40フィートコンテナよりも、1フィート高さが高い。
バイヤーズ・コンソリデーション
複数の荷主から出される貨物を買主が1つにまとめ、輸出国で積み合わせ、輸送コストを削減すること。
バースターム
積み地、揚げ地ともに船内荷役費を船社側が負担すること。
パッキングリスト
梱包明細書。貨物の梱包方法、数量、個数、重量などが記載された書類。
商品の仕分けを行う際に使う重要な書類である。
パナマックス
パナマ運河を通過できる最大サイズの船舶のこと。船舶の長さがパナマ運河の制約に合致し、幅や高さも一定の基準内に収まるように設計された船のことを指す。
具体的には、船長が900フィート(約274.32メートル)以下、船幅が106フィート(約32.3メートル)以下の船舶であり、最大6万トンクラスの船である。
パラメーターシート
海外への製品や技術の輸出時に使用される、輸出令別表第1や外為令別表に基づいて規制される貨物や技術の適合性を判定するための書類。
バラ積み貨物
包装や梱包を行わずに直接船内に積み込まれ、輸送される貨物の総称であり、ドライ(乾燥貨物)とリキッド(液体貨物)の2つに分類される。
パレット
荷物を運ぶ際に使用される「板状の荷物の置き台」のこと。
パレットを使うことで、荷物の移動を容易にし、荷物の損傷や紛失を防止することができる。
また、パレットは様々な種類があり、荷物の性質や運搬方法に合わせて選択が可能。
パレットについてはこちらもご覧ください。
バンニング
コンテナに貨物を詰め込む作業のこと。貨物を取り出す作業のことを「デバンニング」という。
非該当証明書
輸出時に、メーカーや関係者が、製品が「輸出貿易管理令別表第1に該当しないこと」を経済産業省に届け出済である証明書のこと。
フィーダー
主要港から地方港へ、近距離の小口輸送や2次、3次輸送を行うこと。またこうした輸送を行う船をフィーダー船という。
フォワーダー
荷主の貨物輸送を担当するプロフェッショナルのこと。通常はAGENT業務を行いますが、近年の国際物流の進展により、その業務領域は拡大している。
ブッキング
船会社や航空会社へ貨物の予約をすること。
複合一貫輸送
貨物を引き受け地から最終仕向け地まで、船舶、鉄道、トラック、航空機など、異なる輸送手段を組み合わせて一貫して輸送するサービス。
フューエル・サーチャージ
燃油サーチャージ。燃料価格が高騰し、通常料金でサービスの提供ができない際に設定される料金。
フルコンテナ船
コンテナのみを積み、輸送する船のこと。
ブレーク・バルク・カーゴ
長尺貨物や超重量貨物など、コンテナに収めることができない貨物のこと。これらの貨物は、在来線を利用して輸送される。
フレーター
貨物専用航空機のこと。
プロフォーマ・インボイス
プロフォーマ・インボイスは、見積書と同じ役割を果たす文書のこと。
輸入先国が事前の輸入許可や輸入認可を要求している場合、輸出業者は事前にこのプロフォーマ・インボイスを買い手に送付することで、輸入国政府からの許可を事前に取得することができる。
不積み運賃
実際の船積み数量が、契約数量よりも不足している場合、その不足分に対する運賃のこと。
保険証券
保険契約の成立および貨物保険が有効であることを示す書類のこと。「個別保険」と「包括保険」の2種類がある。
通常、保険証券は2部発行され、カーゴダメージが発生した場合にはオリジナルの証に基づいて補償が行われる。
保税運送
税関長の承認の下、空港・港・保税地域等特定区間を保税状態のまま他の保税地域に運送すること。
保税輸送と同意義で使われる。
保税蔵置場
税関長から認可を得た場所で行われる輸出入申告(CY通関を除く)において、貨物を搬入する場所のこと。
保税蔵置場では通常3カ月間の蔵置期間が設けられており、蔵入れ承認を受けれることができれば関税未納のまま最長2年間の保管が可能である。
保税転売
買主が保税貨物のまま第三者へ転売をし、第三者が輸入申告を行うこと。輸入申告をする際は、譲渡証明(売買契約書等)が必要である。