【貿易用語集】さ行
目次
在来船
クレーンを備えている船で、自ら貨物の積み下ろしができる貨物船。コンテナに入らない貨物を運ぶことが可能。
サレンダードB/L
オリジナルB/Lが手に入っていない状態でも、輸入者が貨物の引き取りができるように船会社に依頼したB/Lのこと。
サレンダードB/Lはメールやファックスでの送付でも貨物の引き取りができるため、近場での輸送においてメリットがある。
三国間貿易
他国間での貿易を第三国が間に入り、取引を仕切る(仲介)すること。
事前教示
輸入者やその他関係者が、輸入貨物のHSコード、関税評価、原産地、減免税について事前に税関に照会を行うことができる制度。
重量建て運賃
重量単位で設定される運送料金
ショアリング
輸送中にコンテナ内で荷崩れがおきないように(動かないように)、木材や角材、ベニヤ板等を用いて固定すること。
植物防疫法
植物や植物製品を輸出入する際に、病気や害虫を防ぎ、農業生産の安全及び助長を図ることを目的とした法律。輸入する植物や植物製品が、検疫基準を満たしているかどうかを検査し、認定された場合には輸入が許可される。また、国内から海外への植物の輸出についても同様の手続きが必要。
信用状統一規則
信用状統一規則(UCP)とは、国際商業会議所(ICC)が制定した、輸出入における信用状に関する取引条件や手順の統一規格。
この規則に従って信用状を作成し、履行することで、輸出入業務における支払いリスクを減らし、安定した取引を実現することが可能である。
ステベ/ステベドア
船舶荷役業者のこと。
製品安全データシート(MSDS)
化学物質の安全性に関する情報を記載した文書のことで、英語でMaterial Safety Data Sheet(MSDS)という。
化学物質を扱う企業は、法律に基づき、危険物の取り扱いに関するMSDSの作成および提供が義務付けられています。輸出入業務においても、化学物質を輸出入する際には、MSDSを提出することが求められる場合があります。
セミコンテナ船
コンテナと一般的な貨物を一緒に運ぶ輸送船のこと。